Organic Column

新しい美容の価値観

新しい美容の価値観 ~サスティナブルビューティーは肌も地球も救う~

皆様こんにちは。ベルヴィストSAEKOです。

「自分の身体は自分で守る」セルフメディケーションの観点からライフスタイルをシンプルに考える方法をお伝えしていきます。

いつもベルビオマルシェコラムをお読みいただきありがとうございます。
最近よく耳にするSustainability(サスティナビリティ・サステナビリティ)とは?なんでしょう?
日本語訳は持続可能性、ですがいまいちピンとこない…という声も。

今回はこのサスティナビリティとオーガニックコスメについて考えてみたいと思います。

サスティナビリティの歴史

サスティナビリティの歴史は古く1987年に国連のブルントラント委員会の提出したレポート「われら共有の未来(Our common future)」がスタートです。

このレポートの中で「sustainable development(持続可能な開発・発展)」という言葉が使われ、その後1992年の地球サミットにてこの考えが世界中の注目するところとなりました。

このゴールに向かった具体的な目標や行動を17の目標と169のターゲット(具体目標)で示した「SDGs」が2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げられました。

1つ1つの具体的な目標とターゲットについて農林水産省のHPから見ることができます。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/sdgs_target.html

SDGsとは

SDGsとは

なぜサスティナブル(サステナブル)プロダクツを選ぶのか

では、私達は何のためにサスティナビリティ(サステナビリティ)な商品や食べ物を選ぶのでしょう。

それは、SDGs のNo.12が掲げる「つくる責任つかう責任 持続可能な消費と生産のパターンを確保する」を達成するために私達、消費者と生産者そして、その土地、国の将来を考えた選択をしている。と言えます。

今まさにあなたが手に取りお金を払って買おうとしている商品は、どこでどうやって作られその国の人々や生き物の為になっているのか?を考えるのがサスティナビリティへの第一歩。

ちょっと堅苦しい話になってしまいましたが、要するに地球上の生き物全て「誰かが得して誰かが損をする」構造の社会は終わり!というのが一番大きな目標なのだと私は感じています。

サスティナビリティはオーガニックの先へ

最近では様々な企業や団体がサスティナビリティやオーガニックについての目標、取り組みを発表しています。

では、サスティナビリティ(持続可能性)とオーガニック(有機の、有機的な)にはどんな関係があるのでしょう?

ここでは、オーガニックコスメに注目してみたいと思います。
現在の日本でのオーガニックコスメの定義はとても曖昧ですが、一般的には「防腐剤、アルコール、界面活性剤、合成香料などのケミカル原料が入っておらず、天然の原料を使っているコスメ」をオーガニックコスメと呼んでいます。

オーガニック認証については11月19日のコラム『世界のオーガニックを探せ』をご覧ください。ベルヴィストのFumieさんがオーガニックについてわかりやすく解説してくれています。

オーガニックコスメを選ぶ事がサスティナビリティとどう関係があるのか?

注目するのは、天然の原料を使うということ。
化学肥料などを使わず有機農法で育てられる植物は育てる人に負担が少なく、自然の流れに沿って農業を進めていくので土壌にも負担がかからない事が知られています。

こうして育てられた原料を使う事で生産者の方にも土壌にもサスティナビリティな環境が出来上がっていきます。

サスティナビリティ サステナブル

選ぶ私達の責任は重大ですね!

まさに、オーガニックである事のその先まで見据えたのがサスティナビリティと言えます。

サスティナブルビューティーを目指して

サスティナビリティを考える中で、サスティナビリティってもしかして、とってもシンプルなのでは!?と思うようになりました。
オーガニックコスメはそれをわかりやすく伝えてくれます。

サスティナブル サステナブル SDGs 化粧品

例えば、沢山の化粧品を使ってお肌や身体をケアする事を選んだとします。すると…

沢山のアイテムを使う事でプラスチックゴミが増える
即効性を求めるケミカル原料は肌への影響が大きく
「塗る」という刺激が増える事で肌への負担が増える(これはシミ、シワに繋がります)
また、ケミカル原料は主に有限な資源である石油原料の物が多いので持続可能とは遠くなってしまいます。

一方オーガニックコスメを選ぶと…

容器に生分解性プラスチックやガラスを使っていることが多い
原料は天然の植物で人にも地球にも優しい
天然原料を使用しているので肌への負担が少なく使い続ける事ができる
天然の植物には様々な効果が期待でき、沢山のアイテムを使う必要がない=肌への刺激が少ない

お肌にも地球にもサスティナビリティなのがオーガニックコスメ
そして、これからの美容はよりシンプルにオーガニックの先をいくサスティナブルビューティーなのではないでしょうか。

サスティナブル サステナブル ビューティー コスメ 化粧品

ベルビオマルシェがオススメするサステナブルコスメ ブランド

ila <イラ>

ila(イラ)は、こだわりの製品作りや、それらの製品を使用した深いリラクゼーションをもたらすオリジナルトリートメントが世界中の五つ星ホテルや高級スパに認められ、最高級のスパに導入されているイギリス発の名門スパ・ブランドです。
植物のもつエネルギーや自然治癒力に着目し、化学物質を一切排除して100%自然由来の成分のみから作られています。資格を持つ看護師であり、自然治癒療法の研究者であるデニス・レスターによって2007年に設立されました。

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LCbio <エルシービオ>

エルシービオは、フランスの老舗化粧品メーカーに長年従事している科学者たちが20年以上の研究を経て、花、野菜、果物などのスーパーベジタブルが持つパワフルな効果に着目、開発した画期的なオーガニックコスメ。肌にもベジファーストを提唱し、ホリスティックなアプローチを叶えるスキンケアアイテムをメインに展開しています。商品の発明・研究・調整から販売までを自社工場及び研究所で厳正に管理、サステイナブルかつエコロジーな商品を提供するSDGsに貢献するブランドです。

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ishga <イシュガ>

世界で最も美しく手付かずの海と言われる、ヘブリディーズ諸島の海藻を使った最先端のタラソスキンケアブランド。海洋生物学博士とビューティーセラピスト、シーウィード加工のプロフェッショナル、そして長年ホテルスパのディレクターを務める4名による「美」「サイエンス」「シーウィード」への情熱のもとに誕生しました。

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SAEKO

ベルヴィスト歴12年
オートクチュールアロマ®トレーナー
ルナルート世田谷駒沢・上尾店在籍
カリーナエッセンシャルカレッジトレーナー講師
トップセラピストカレッジ直営校講師(実技講師、解剖学講師)
として3000名以上のセラピストを養成
アンジュケア講師として岩手県、滋賀県など全国的に活動
【アロマテラピーサロン】 Drop Lab.主宰

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