Organic Column

《Belle Bio Column》セルフケアの極み 第2回:オーガニック成分の選び方とその効果

みなさんこんにちは。Belle Bio Marcheです。
本日はセルフケアの極みブログ第2回:オーガニック成分の選び方とその効果をご紹介いたします。第1回では、セルフメイドスキンケアの基本と魅力についてお話ししました。本日のブログでは、一般的なケミカルコスメに多く使用されている成分と、その配合理由、そしてそれに変わるオーガニック成分について深掘りしていきます。

その有効成分は、果たして有効?化粧品の成分の不思議

パラベン (Parabens)

  • 1924年から約1世紀使用されてきた歴史がありますが、副作用として皮膚湿疹やアレルギー反応を起こす可能性があることを懸念されています。配合理由としては、防腐剤の役割をします。スキンケア製品の中で微生物などが繁殖するのを防ぐ役割を果たしています。前回のブログでもお伝えしましたが、基本的に化粧品はほとんどが水で構成されているので防腐剤が欠かせません。
  • 代替オーガニック成分:ローズマリーやティートリーなど
  • WHY?:精油には抗菌作用があり、製品の保存期間を伸ばす効果が期待できます。

フェノキシエタノール (Phenoxyethanol)

  • パラベンの代わりとして使用されることの多い防腐剤。石油原料の合成防腐剤です。パラベンと同様化粧品に使用可能なの割合は1%以下とされています。
  • 代替オーガニック成分:エタノール(サトウキビ由来)
  • WHY?:天然の発酵過程で生成されるエタノールには、防腐効果があります。Green Medicineでは使用しませんが、オーガニックコスメ作りにもよく選択される基材の一つです。

ラウリル硫酸ナトリウム (Sodium Lauryl Sulfate, SLS)

  • 乳化剤、発泡剤、洗浄剤の役割として、日用品では歯磨き粉やシャンプー、髭剃り、バブルバス、リキッドファンデーションなどに配合される合成化学物質。泡立ちが良くなりますが、同時に保護や保湿を行う天然の油分も取り除いてしまうので、肌の乾燥やダメージを引き起こす可能性があるため、アメリカではSLS Freeの製品の需要が高まっています。
  • 代替オーガニック成分:ココイルグルタミン酸Na(ココナッツ由来の界面活性剤)ベタイン(サトウダイコンから抽出される天然界面活性剤)など。
  • WHY?:肌に優しく、必要な油分を保ちながら汚れを落とします。

フタル酸エステル (Phthalates)

  • 化粧品をなめらかにしたり、製品の香りを持続させるために入れられる成分です。防腐剤や安定剤としての機能も。プラスチックの可塑剤として使用され、子供のおもちゃなどには使用量が規制されています。ローション、ヘアスプレー、アイシャドウ、マニキュアや液体ハンドソープなどに含まれています。人体への影響(特に乳児への曝露)が懸念されているため、市販化粧品のシェアは減少傾向だそうですが、古い化粧品などをお持ちの方はチェックしてみてください。
  • 代替オーガニック成分:エッセンシャルオイル
  • WHY?:自然な香りで抗菌効果を提供します。

トリクロサン (Triclosan)

  • 薬用石鹸などに、抗菌作用があるとされて配合されています。アメリカでは2016年に販売の停止措置が行われている成分です。また河川や生態系への影響が懸念されている成分です。医薬部外品のうがい薬、食器用洗剤、練り歯磨き、手の消毒、また化粧品に含まれていることがあります。
  • 代替オーガニック成分:抗菌作用の高いティートリー、ラベンダーなどのエッセンシャルオイル
  • WHY?:安全に使用でき、自然の抗酸化作用があります。

メチルパラベン (Methylparaben) と ブチレングリコール (Butylene Glycol, BG)

  • 防腐剤や保湿剤として広く使用されていますが、ホルモン撹乱やアレルギー反応の懸念のある成分です。
  • 代替オーガニック成分:アロエベラジュースや植物オイル
  • WHY?:自然の抗酸化作用と保湿効果があります。

ここまでお読みいただいて、ケミカルコスメの成分のほとんどが細菌の繁殖を防ぐ防腐効果や安定剤としての役割、テクスチャーのために入れられているということにお気づきかと思います。防腐剤などの成分は肌を育てる美肌菌も殺してしまうので、美しい肌を育てる土台のバランスが崩れてしまいます。また、界面活性剤には脱脂効果があるので、皮脂が奪われて乾燥します。有効成分〇〇配合、と書いてあっても、他に配合されている成分が肌を乾燥させてしまったり、美肌菌を殺してしまう可能性がある、ここがオーガニックコスメと違う点ともいえます。

健やかで美しい肌を育てるオーガニック成分の選び方

    ベルビオがお勧めするGreen Medicineを使用したセルフメイドスキンケアでは、たとえば以下のような成分を使用します。

  • 高機能イオン還元水: 最先端皮膚科学に基づいて開発されたベース成分。
  • スイートアーモンドオイル: 保湿効果と鎮静効果を持つキャリアオイル。毛穴のつまりなどにも⭕️
  • グレープシードオイル: 軽いテクスチャーで肌にすばやく吸収される。
  • ラベンダー(エッセンシャルオイル): 抗炎症作用と鎮静効果。
  • レモン(エッセンシャルオイル): 美白効果。
  • これはほんの一例ですので、レッスンでは様々なテクスチャーの基材を使います。これらの成分をブレンドすることで、肌に優しく効果的なオリジナルコスメを作ることができます。合成化学物質や石油由来成分を一切使用せず、植物の持つたくさんの効能効果、栄養価の高い成分を使って、肌だけでなく身体全体を健康に保つことができるのもメディカルアロマテラピーの要素があるGreen Medicineの大きな特徴です。

エッセンシャルオイルは全て抗酸化の機能がありますし、植物オイルも肌の保湿効果はバッチリです。必要な栄養が与えられ美しくキメの整った肌は自然なターンオーバーのリズムで生まれ変わっていくので、シミなどにも効果が期待できます。

私たちの肌(皮膚)は、人体最大の臓器です。食べ物に気を使うように、肌がスクスク元気に育ってくれるものを使っていってあげること。それに応えてくれる肌を実感すると、ますますセルフメイドスキンケアの虜になること間違いなしです。興味のある方は、GM講師による無料イベントなども開催しているので、実際に製品に触れたりして検討されるのもお勧めです。

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アロマテラピーの基本原理や9つのエッセンシャルオイルの効果効能を身につけながら、ウォーターベースのアイテムや美容オイル、美容ジェル、ボディローションなどのアイテムを作っていきます。

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さまざまな身体の症状に対処できるアイテムが作れるようになる2ステップ目のコース。シートマスク、クレイパック、バスソルト、軟膏やクリームなどが作れるようになります。

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次回予告
次回のコラムでは、実際のスキンケアの成功事例などをご紹介したいと思います。魅力的なセルフメイドスキンケアの世界。ぜひお楽しみください。

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