Organic Column

選択の多い時代に起きている「脳のオーバーワーク」とは — 決断疲れと脳疲労が私たちの健康に与える影響 —

いつもBelle Bio Marchéに訪れてくださる皆様、ありがとうございます。
年明けのブログ「脳・睡眠・ストレスから考える、これからの美容と健康」をたくさんの方が読んでくださっていて、今改めて興味深い分野なんだと実感いたしました。
また、日々認知症の父親を間近で見ていると、脳が生活全体に与える影響の大きさを目の当たりにします。

本日はそんな「脳」と「脳疲労」についての考察です。

現代人の生活がいかに脳疲労につながりやすいか?

私たちは今、かつてないほど多くの選択に囲まれて生きています。
朝起きてから、何を着るか、何を食べるか、どのメールに返信するか、どの情報を信じるか…。
一見ささいに思えるこれらの選択も、すべて脳にとっては「判断」というエネルギー消費を伴う作業です。
現代人が感じている慢性的な疲れの背景には、身体の疲労だけでなく、脳のオーバーワークが関係していると言われています。

脳は「考えるほど疲れる」臓器

脳の中でも、判断や集中、自己コントロールを担うのは「前頭前皮質」と呼ばれる領域です。
この部分は、選択肢を比較したり、リスクを予測したり、感情を抑えたりといった高度な処理を担当しています。
決断が重なるほど、この前頭前皮質はフル稼働状態になります。これが長時間続くと、判断力が低下したり、集中できなくなったり、些細なことで疲れを感じやすくなります。これがいわゆる「決断疲れ(Decision Fatigue)」と呼ばれる現象です。

 
脳の疲労は、健康や美容にも影響する

脳が慢性的に疲れている状態では、自律神経やホルモンバランスにも影響が及びます。
その結果、
・眠りが浅くなる
・疲れが取れにくくなる
・ストレスを感じやすくなる
・肌の調子が揺らぎやすくなる
といった変化が起こりやすくなります。
「最近なんとなく調子が出ない」と感じる背景に、脳の疲労が隠れているケースは少なくありません。

知らず知らずに、脳のオーバーワークが生じてしまう、現代のライフスタイル

では、なぜ現代人は脳を酷使してしまうのでしょう?
大きな理由のひとつが「選択肢の多さ」です。
インターネットやSNSの普及により、私たちは常に膨大な情報を処理しながら選び続けています。
便利になった反面、脳は休む暇がなくなりました。
さらに、仕事・家庭・人間関係といった複数の役割を同時に担うことで、小さな判断の積み重ねが一日中続く生活になっています。

 
脳疲労を回復させるために大切な視点とは?

ここで重要なのは、「もっと頑張ること」ではありません。
むしろ必要なのは、脳を意識的に休ませる設計です。
たとえば、
・選択を減らす(ルーティン化する)
・情報に触れる時間を区切る
・一日の中に何も考えない時間をつくる
・感覚を使ってリラックスする(光・香り・自然など)
これらはすべて、脳の負担を減らし回復モードに切り替える助けになります。

これからの健康と美容は「脳を整えること」を意識してみる

これまでのケアは、身体や外見を中心に考えられてきました。
しかし、現代のライフスタイルを考えると、脳のコンディションを整えることこそが土台になっているのではと感じています。
脳が安心し、回復できる状態になることで、
・睡眠の質が上がり
・ストレス耐性が高まり
・身体の回復力が引き出され
・自然と美しさにもつながっていきます。
選択の多い時代だからこそ、「考え続ける毎日」から「回復できる毎日」へ。
 
小さな習慣の積み重ねを意識することで、脳と心と身体を整えていきましょう🌹

 

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