心とカラダは繋がっている~2~
皆様こんにちは。ベルヴィストゆうこです。 看護師であり整体師でもある観点から「心の姿勢はカラダの姿勢となる」という事をお伝え致します。 前回のorganic column
『心とカラダは繋がっている~1~』の続きです
心の状態はカラダへ
カラダの状態は心へと影響しあっている そんな心とカラダに つなぎ目があるとすれば 『呼吸』がひとつ考えられるのではないかと思うのです。 『呼吸』は自律神経の働きにより無意識に行っていますが、体性神経により息を止める・深く吸うなど意識的に行うことも出来ます 例えば―
・座禅や気功、ヨガでは心を落ち着かせる方法として
・出産時には、痛みを和らげるための方法として
・整体では、カラダを調整する手段として 色々な呼吸法が使われています。
自律神経への働きかけで、感情(心)へのコントロールもしやすく、カラダ(痛みなど)へのアプローチもできる そこが つなぎ目と考える理由です。
その『呼吸』 よく観察してみると皆さんとても浅く、 特にパソコンや携帯電話を見ている時は 「呼吸…止まっていますよ!」 と声をかけたくなる程です。 (観察しすぎると、相手の呼吸に同調して息苦しくなることもありますのでご注意を…^^)
・猫背
・肩こり
・ストレス
・不安
・喫煙
・お腹や胸周りの手術痕などの影響で胸郭(胸周り)や横隔膜が緊張(硬くなり)呼吸するための運動が浅くなる
その結果 肺に充分な酸素を送ることができずカラダは酸欠へ… 本来 カラダには 血中の酸素を測るセンサーが備わっているので、『酸欠!』と判断するとあくびやため息、深呼吸などで強制的に呼吸を促し改善させますが、 何らかの理由で硬くなったカラダでは呼吸運動が不十分となって 何となく息苦しい… すぐに息が切れる 集中力がなくなる といった症状へつながる場合もあります(隠れ酸欠) それらの症状は 不安を生み ストレスを育てるやっかいもの つなぎ目(呼吸)を整えて心もカラダも健やかにお過ごしください。