Happy Womb Columns《子宮と仲良く Vol.03》子宮を人生のパートナーにするセルフメディケーション
皆様こんにちは。ベルヴィストSAEKOです。
「自分の身体は自分で守る」セルフメディケーションの観点からライフスタイルをシンプルに考える方法をお伝えしていきます。
Happy Womb Columns と題しまして3回に渡って私の子宮との付き合い方をご紹介させていただいています。
子宮を女性ならではの悩みのタネ、とするか、仲良しのパートナーとするか。ホルモンバランスや生理でお悩みの方、パートナーが心配…という方の参考になれば嬉しいです。
さて、No.1ではアロマテラピーに救われた体験と生理の仕組みについて、No.2では生理学的な女性の身体のシステムと精神面での向き合い方について、お伝えさせていただきました。
今回は、立てないほど辛かった生理痛との格闘と半信半疑から始めた生理痛ケアを私の経験からお伝えしていきます。
私だけ?生理痛はもう一生治らないんだ…とあきらめていた過去
個人差はありますが私の場合は、お腹を壊した時のきりきりとした痛みと、下腹部をギューっと握りつぶされる鈍痛でした。ひどい時はベッドから起き上がれず、薬が効くまでジッと痛みに耐えるのみ。
初潮から毎月この痛みと格闘するわけですが、No.1でお伝えしたのローズウォーターに出会い便秘の解消から徐々に軽くなっていきました。
が、まだ生理痛のお薬からの脱却はできず。この痛みとは一生付き合っていくんだろうなぁ。と半ばあきらめていました。これが4年ほど前。
生理痛のメカニズムはNo.2でお伝えしたように、
が主要な原因です。
セラピストとして体の仕組みは理解していましたが、緩和止まりで改善までできていない状態でした。
生理痛の改善をあきらめかけていた4年前の当時、私と同じように生理痛に悩んでいるセラピストに
「ラベンダーのアロマスプレーがいいよ!」
と教えてもらいました。
ラベンダーの素晴らしさは理解していましたが、当時の私は、
「ラベンダーかぁ。もっと即効性のありそうなやつがいい。」
と、今思うとアロマテラピーを伝えるセラピストとしてとんでもない発言をしていました(笑)
「いいから!だまされたと思ってやってみて!」と言われ、渋々試してみることに。
その方法とは、ラベンダーを濃い目に入れたアロマスプレーをナプキンにつける、だけ。
濃度は30%ほどだったと思います。
最初はラベンダー特有のスーッとした感覚。20分くらいで身体が温かくなり…生理痛がゆっくりと消えていきました!
「こ、これは!?こんな事あるの!?」
と衝撃の体感!
ラベンダーには、
があり、ナプキンにつけることでラベンダーの作用がダイレクトに届いて痛みがなくなるのを体感できました。いつも生理痛の時に飲んでいる鎮痛剤より早い効き目にも驚きました。
ちなみに、膣からの経皮吸収率は二の腕の内側を1とした時、42倍以上にもなる事がわかっています。
これを考えると、アルコール、防腐剤、乳化剤といった添加物不使用で安心して使える物を選ぶ必要がありますね。
引用元:大東製薬工業株式会社「ホルモン補完療法・塗り薬のメリット」より
生理痛の次はホルモンバランスによる肌荒れ問題解決へ
1ヶ月の中でも大きく変化する女性の身体はホルモンの影響が大きく、それはお肌の調子も例外ではありません。
ホルモンバランスによる詳しいお肌の変化は、
「オーガニックな暮らし スキンケアのコツ ~ホルモンバランスとお肌のクセ~」
でご紹介しています。
私の場合、生理前になると必ず現れるおでこと口の周りにニキビ、ほほの乾燥が悩みの種でした。
この肌荒れも実はあきらめかけていて、しょうがないかなぁ…なんて思っていたのですが、
生理痛が見事に緩和されたので、よし!これは肌荒れも良くなるかも!と希望が見えてきたのです。
先ずはお肌の状態を確かめるために夜のスキンケアは何もせずにしてみました。
翌朝のお肌が、
・油分多め、毛穴が目立つ・・・油分不足→クリームやオイルでの保湿を多めに
・乾燥でほほやおでこが痒い・・水分不足→浸透率の高いトナーでの保湿を多めに
お肌に何もしない状態でどうなるか?は自分自身の肌力をチェックする一番手軽な方法です。
そして一番合っているスキンケアを通常モードのスキンケアにしていきます。
私の通常モード(生理後~排卵期まで)のスキンケアは、
①Karinaアルカリイオン還元水「オードキャリテ」+ラベンダーウォーター
②ila インピースボディオイル(ボディオイルですがお顔に使っても◎)
③①をもう一度
生理1週間前・・・排卵期から肌の油分が増えるので②を少なめに。
生理中・・・・・・油分の量ピーク。夜は①のみ、朝は②少な目に。
生理3日目・・・・徐々に②の量を増やして通常モードに。
という様に、私の場合は油分の調整をしていきます。
個人差があるので是非ご自身のお肌と向き合って最適な方法を見つけてみてくださいね。
生理のタイミングはスキンケアを見直すチャンスです。
私は定期的に肌力チェックしてスキンケアでお肌を甘やかしすぎないようにしています。
子宮はパートナー。生理の事だけじゃない、自分の身体を大切にする事に気づけた瞬間。
No.1でもご紹介したように何でも自分の身体で体感したい私は、ラベンダー以外の精油ではどうなるのか?人体実験してみました。
ラベンダーは入れずに、
この3つを使ったアロマスプレーをナプキンにシュッ!!
すると次のような変化が!
生理痛が引く時間はだいたい20分ほど、とラベンダーのみのアロマスプレーとほとんど変わりはありませんでした。
この様に、やはり膣からの経皮吸収は即効性がある事を体感した私は生理痛の時だけでなく、普段からアロマスプレーを使い、生理以外の時の身体を整えながら、生理前に崩れるバランスのふり幅を少なくしていくことに。
こうして生理前のイライラや不安定な気持ち、生理痛の緩和に向けて大きな一歩を踏み出す事に成功しました!
開始2ヶ月、更に変化は続きます。
など、毎月あんなに悩んでいた子宮の変化を「悩み」ではなく「日常の一部」として受け入れられるようになり、子宮はずっと一緒にいるパートナー的な存在へと変化していきます。
こうして生理前のイライラや不安定な気持ち、生理痛の緩和に向けて大きな一歩を踏み出す事に成功しました!
また、身体と心の変化にいち早く気が付き対処してあげられることは私の自信にもつながっていきました。
生理に関すること以外でも、
中でもコンビニご飯への味覚の変化には驚きました。
食生活も気を付けるようになり、ホルモンバランスだけでなく臓器を含め体全体のバランスが整い味覚や免疫にも変化が表れ始めました。
自分でも驚くような変化に今まで身体にしてきたことに反省。自分の身体は自分にしか守れないのだからもっと大事にしなくちゃ!という想いも生まれました。
こうして自分の身体と向き合い、子宮をパートナーと考えられるようになったのは1本のアロマスプレーとそれを進めてくれた同僚セラピストのお陰です。
アロマテラピーの本当の力を自分の身体で体感した事は私の人生の宝物。
だって、自分の身体を大切にする事を学べたのですから。
自分の身体は自分で守る。
これからもアロマテラピーが私に終えてくれたことをお伝えしていければと思います。
そして、PMSや生理痛、更年期にお悩みの全ての女性へ、そしてパートナーやご家族が隣で辛い思いをしているという方にも届いてほしいと願っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。