Organic Column

《Belle Bio Column》始めよう!おひとりフルネス。ベルビオからのご提案

皆さんこんにちは。本日は始めよう!おひとりフルネス。ベルビオからのご提案。です。
おひとりフルネスとは?
ベルビオマルシェが提唱する「おひとりさま」と「マインドフルネス」を掛け合わせた造語。
●他人に依存せず、自立した個人であること、常にここにある五感に集中して存在できる状態のことやアクション。またそのような状態で個々が在ることを互いに尊重すること。

目指したいのは、“おひとりフルネス”を尊重し合える社会

元々「おひとりさま」というキーワードは、パートナーを持たない独身の自立した人を指す言葉。独身人口の多い今では「おひとりさま」向けの飲食店のサービスも増えたり、ソロキャンプなど最初から1人で楽しもうというアクティビティの提案なども増えてきました。1人でいることが何となくネガティブな文脈で語られていた時代から、自立した個人を謳歌しようという雰囲気に変化してきた事は喜ばしい事だなと感じています。

ただそんな中、すでに自由気ままなおひとりさま生活でいらっしゃる方よりも、30〜50代の女性や男性を目の当たりにしていると、パートナーがいる、子供がいる、家族と同居、そういう方にこそ「おひとり」時間が必要なのでは?と感じることもしばしば。
すべての人がおひとりでマインドフルネスな時間を持つことが、最終的に夫婦(パートナー)間だけでなくバランスの取れた良い人間関係に繋がるに違いない。と感じたことが、この造語を作ったきっかけでした。

また今年に入ってから、Yield(イールド)という全く新感覚のボディワーク体験をし、他者が介在することで自分自身が安全である、安心する状態を認識するという感覚を知りました。
この新感覚のボディワークの詳細は改めてコラムでご紹介したいと思っているのですが、そのボディワーク自体は単独で行う瞑想とは違い、他者があることで成立する、または複数でも成立するというなんとも新感覚なボディワークで、それぞれが自分に集中することで全員が心地良い瞑想的な状態に入り、結果的に肉体の自然治癒スイッチがONになる、脱力する、バランスの取れた状態を体感で認識するのです。そんな肉体が変化する経験を経て、自分自身の状態へ集中することの素晴らしさを体感したことも“おひとりフルネス“を通じて、心身の健全な状態を実感してもらいたい!という想いに繋がりました。

なかなかおひとりフルネスな時間を作れない、ママ世代やキャリア女性

おひとりフルネスのポイントは精神的・金銭的に自立しよう。という点と、おひとりフルネスになれる時間を作ろうとアクションを起こす事にあります。

働きながら子育てしているママの話を聞くと、自分にご褒美すら家族に悪い気がしてしまう、というママが多く、
朝から休む間もなく仕事をして、帰宅後子供とパートナーの食事を準備して、お風呂の用意をして、気がつくと気絶、、、。
もはや疲れているのかも認識できない状態を毎日繰り返している。
でも私が以外の人もそうだから…と忍耐強く頑張っている状況。

また独身であっても、30〜40代となると責任のある仕事がどんどん入ってきたり、キャリアアップの時期で楽しくもあり、身体の声を聞かずに無茶(できてしまう)しているうちに子宮系の病気になってしまったり、限界が訪れて倒れる。というようなエピソードを多々聞きます。
どちらも心地良い状態がどんな状態だったか思い出せない、そんなイメージ。

大変な時期や困難を経てこそ得られるものもあるとは思いますが、乗り越えた先に残っているのがボロボロの身体というのは避けたいところ。
身体も心も同じです。自分自身の身体と心の声を聞く時間を作ってあげるようにしてみましょう。一旦周りのことは置いておいて、自分にフォーカス。

あえておひとりフルネスな時間を作ることで、ご自身のバランスを取り戻して、脱力した状態を認識すること、またパートナー同士がおひとりフルネスをお互いに尊重して、個々が自立した存在であることを改めて認識することが凄く大事だと思っています。

日本は女性の労働参加率が50%以上と先進国でも最高水準らしいのですが、その割に女性の家庭内や職場内での環境は改善されていないような。。。男とは女とはの感覚が残っていますし、給与面でも男性が優遇される。
家庭行事を優先して仕事を休んだり、スケジュールを調整してくれる男性も増えてきたものの、まだまだ女性が働きやすい社会への意識的な変革は必要だと感じます。
女性は毎月生理があり、ホルモンバランスで身体も感情もアップダウンします。そして男性も、更年期や鬱も最近は増えてきています。
男女問わずご自身の心と身体の声を聞いてあげる時間が今必要であるのをひしひしと感じます。

まずは1日15分からでも、家で始められるおひとりフルネス

とはいえ、毎日目まぐるしい生活にさらされている中で急に1人で穏やかなマインドフルネスな状態へ入るというのは難しいと思うので、最初は少しずつ生活の中で1人になれる時間を見つける、その時にマインドフルネスな状態を体感する、という時間を作っていくと良いと思います。
自分自身の身体や感情に集中して味わい、自分自身を認知して《ケアする》ところから始めていく。
良い香りがする、美味しい、音、触れているもの、五感を通じて感じるもの、好きなもの…を意識して、認知する。
そこに没頭するところから始めてみてください。
お料理が好きな方はお料理、ただゆっくりお風呂に浸かる、読書、ハーブティーを飲む、なんでも良いのですが、その行為に没頭する、観察する、その時の自分の心や体に集中する。というのを繰り返していると、ふわっとリラックスした状態へ入っていけると思います。
パートナーの方にもぜひ協力していただいて!

おひとりフルネスがもたらすBenefits

  • 自分自身の感情、心地良い状態、体調に気づく、意識的になる
  • 集中力が身につく、集中しながらもリラックスした状態を保つことができる
  • 何が自分にとって快か不快かを認識できるようになる
  • 個人が中庸な状態でいられる事で、他者との関わり合いにより喜びや大切さを感じることができる
  • いかがでしょうか?
    感情を認識してあげる暇もないようなバタバタした日々を送る現代人。最後まで一緒にいるのは自分自身だけ。大切に見守ってあげましょう。

    ベルビオマルシェでは、おひとりフルネスに入れるようなアクティビティをリサーチ&ご紹介していきたいと思っています。

    まずは、この春からおひとりフルネスを始めてみましょう!

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