皆様こんにちは。プライベートスパサロン ルナルートです。
オーガニックコスメを贅沢に使ったトリートメントとお一人お一人の体調や体質に合わせたオートクチュールアロマのリンパドレナージュで日常を忘れる時間をお過ごしいただく完全予約制サロンです。

今回ご紹介するのはルナルートがフェイシャルトリートメントで大事にしていること。
取りすぎない与えすぎない。
体の機能はとても良くできていて、必要なものは必要なだけ作れるようになっています。
それはお肌も同じ。
「自分専用の美容液」と言われる皮脂膜は、一人ひとり違う常在菌を育み、お肌の表面を常に弱酸性に保ってくれています。
それによって菌やウイルスが入ることを阻止したり、体温を保ったり、肌を美しく保つことができるのです。

こんなに素晴らしい機能が備わっているのだから、それ活かさない手はありません。
今回はルナルートのフェイシャルトリートメントの中身をご紹介します！

夏こそフェイシャルトリートメント　お肌を耕す2つのポイント。

夏のお肌は紫外線と厳しい暑さとエアコンの乾燥にさらされています。
紫外線対策はしっかりとされていると思いますが、通常のスキンケアはどうでしょう？

いつもと同じ、という方、ぜひルナルートでフェイシャルトリートメントを。

この時期に必要なのはふっくら柔らかな秋肌への準備。
重ね塗りした日焼け止めやウォータープルーフコスメをしっかりと取り除いて、お肌を耕し、水分と油分を蓄えられる柔らかいお肌作りを始めましょう。
お肌を耕すのに必要なのが、
①取る
②補うのふたつ。

①取る　皮脂膜を残すとは？ルナルートがクレンジングにこだわる理由。

秋肌への準備は「取る」ことからスタートです。
スキンケアの「取る」は一般的にクレンジング（メイク落とし）〜洗顔をするダブル洗顔です。
ですが、ルナルートでは洗顔を行いません。
なぜなら洗顔することで肌に必要な皮脂膜を洗い流し、常在菌が住みにくい環境を作ってしまうからです。
常在菌には様々な種類があり、その割合は一人ひとり違っています。常在菌が済みやすい環境は、油分と水分（皮脂と汗）による皮脂膜が整っている状態です。

洗顔することにより洗顔料に入っている界面活性剤が皮脂膜を落としてしまい、同時に常在菌まで洗い流してしまうのです。洗顔後のキュッキュとしたさっぱり感は皮脂膜を洗い流してしまうから。
このような皮脂膜も常在菌も減ってしまったお肌は、元の状態に戻るまで健康な肌状態で2～3時間、乾燥肌やアトピー肌は6時間以上かかると言われています。

でも、クレンジングは落とさなきゃじゃないの？
落とさなければならないクレンジングは使いません。
一般的なクレンジングには洗顔料同様に界面活性剤やミネラルオイル、パラフィンなどが配合されていて、洗顔料で落とすことを前提に作られています。

さて、お気づきでしょうか？
クレンジングにも界面活性剤が入っていました。
界面活性剤は水と混ざらない油にくっついて一緒に落としていく性質があります。
という事は、クレンジングでメイクと皮脂を落として、洗顔で残ったクレンジングと皮脂を落とす。
皮脂が必要以上に取り除かれどんどん乾燥してしまい、特に湿気の多い日本の夏はさっぱり感のあるスキンケアをしがちなのでさらに乾燥に拍車がかります。
これでは乾燥してしまってお肌が耕せません。

必要なもの（常在菌）を残しながら余分な物だけを取り除く。
　
これで秋肌への準備が整います。

②補う　そのクリーム、パック、本当に必要ですか？

ふっくらと耕された肌には必要な栄養を少しだけ与えてあげましょう。
与えすぎは禁物。少しだけ、がポイントです。
補うスキンケア方法は沢山あります。
栄養たっぷりのクリーム、保湿効果の高いパックやマスク、ポイントでケアするアイクリームなど。
どれもお肌に必要なものを補うためのアイテムですが、本当に必要な物を選べていますか？
ルナルートで使用するオーガニックコスメの数々は、肌の基礎力を上げる植物のパワーに溢れています。

これは前職BA（ビューティーアドバイザー）現在はトリートメントセラピストをされているサロンオーナー様から聞いた、お肌の怖い話。
当時20代の彼女はBAとしてそのブランドの様々なコスメを試していました。
ニキビケアや美白、エイジングケアなど様々なラインがあるコスメだったそうです。
お客様に販売するのだから自分が体感しないとわからない。とコスメを試す日々。
ふと、気が付くと出来上がっていたのは基礎力のなくなってしまった甘え肌。
まだ20代なのに普通のスキンケアでは満足のいく保湿感が得られないお肌になってしまった。というのです。
なぜこんな事が起こるのでしょうか？
コスメ自体は当然考えられて作られた製品です。
ただ、20代のお肌には必要のない大量の油分や水分が提供されてしまったのです。
そうすると、お肌は必要以上に皮脂膜をつくってはいけない！と皮脂膜の分泌量を減らします。
結果、自分の力では保湿のできない甘え肌ができ上がってしまった、というわけです。
どんなに良い物でも使い方を間違えれば、お肌には必要のない物になってしまう。というお肌の怖い話でした。

さて、話を戻して。
補う、をもう一度考えてみましょう。
私たちセラピストがお肌に触れた時に何が足りないか？判断しているポイントをご紹介します。

①Tゾーン、鼻、あごが脂っぽい
②お肌が硬い
③毛穴のざらつき
④トナーの入りが悪い
⑤首の乾燥
⑥赤みが出やすい
⑦クレンジング後に肌トーンが上がる
⑧パックがすぐに乾燥する
⑨お肌の弾力が少ない
⑩唇の乾燥

①～⑤までに当てはまることが多い方・・・油分足りないさん
⑦～⑫までに当てはまることが多い方・・・水分足りないさん

油分足りないさん
お肌の内側に油分が足りず、細胞が勘違いして沢山油分を作りだしている状態。
肌の表面は脂っぽくなっていくのでどんどんさっぱり感のあるスキンケアになりがちですが、実はオイルで角質層の下まできちんと保湿してあげることが大事。
ベタベタするのが苦手、な方はオイルの後にトナーやローションを使うとさっぱりと仕上がります。
お肌の内側の乾燥がなくなれば表面に出てくる皮脂も自然と落ち着いてきます。
フェイシャルトリートメントでは、オイルマッサージのオイルを多めにしたり、お仕上げの時にはオイルとクリームを使用したりします。

水分足りないさん

お肌の水分保持力が弱まっている状態。
保湿してもしても追いつかない乾燥状態は、角質層からどんどん水分が蒸発している証拠です。
水分保持力を上げるにはより細胞間脂質に近い水分を提供してあげることが何よりの近道。
ミネラル豊富で良質な水分を与えて水分保持力を高めていきましょう。
フェイシャルトリートメントではクレンジング後・オイルマッサージ後に必ずトナーで保湿をし、パックの水分は多めに、お仕上げにはトナー→オイル→トナーの順に水分を入れ込んでいきます。

クレンジングで耕したお肌に必要な栄養を少しだけ与えたお肌は、
「自分の肌じゃないみたい！」と思わずこぼれてしまうほど、やわらかく透明感のあるお肌に仕上がります。
フェイシャルトリートメントはふっくらやわらかな秋肌への第一歩。
ご自宅でもポイントを押さえてケアしていただく事で、美しい肌を維持できます。
それでも、あれ？また固くなってきたかも…と思われたら、私たちプロの手に任せてください。

いかがでしたでしょうか？
ルナルートでは、お客様のお悩みとセラピストの手の感覚から、今必要なコスメを導き出しフェイシャルトリートメントを行っています。
何が必要か自分ではわからなくて…という方、私たちセラピストにお任せください！
学んで培ってきた知識と、沢山のお肌に触れてきた経験から、その時のお肌に1番必要なスキンケアをお選びいたします。

お肌に必要なものはそのままに、足りない部分を少しだけ補う、ルナルートのフェイシャルトリートメントでお肌を耕しふっくらやわらかな秋肌の準備を一緒にしていきましょう。