イラが“Little Miracle〜小さな奇跡〜”と呼ぶフェイス オイル GR-Glowing Radiance-は数あるイラプロダクツの中で1番最初に誕生した製品です。

こちらの美容液はブランドベストセラーアイテムであり、誕生してからヨーロッパの数々のスパアワードを受賞しているスターアイテムです。

そのオイルには、イラのプロダクツを形作る鍵となる原料であるダマスクローズから蒸留された貴重なエッセンシャルオイルがブレンドされています。

38もの花の花びらからたった1滴しか採れない、貴重なエッセンシャルオイル

古くからその造形の美しさや香りが愛され、現在では2万5000種類もの品種が存在する薔薇。
原種は紀元前2,000年以上から存在すると言われ、数々の芸術、詩や絵画、哲学書などにも登場し、香料としても高価で大変貴重なものでした。
クレオパトラが薔薇を自身の政治的な権力の掌握に利用していたのはあまりにも有名な物語ですよね。それほど人を魅了して、時には狂わせるのが小さくて可憐な植物というのも、生命の神秘を感じるエピソードです。

薔薇の香りやローズのスキンケアが、女性の外観を魅力的に整えたり、異性を惹きつける・魅了するアロマであるという科学的な実証実験や、女性のホルモンバランスを整えるというのはネットでもたくさん出てくるのでここでは割愛しますが、ローズのエッセンシャルオイルはアロマテラピーにおける薬理的効果・心理的効果、どちらも兼ね備えているパワフルで魅力的な精油の王様です。

数ある品種の中でもイラが採用しているダマスクローズは、香水の原料として品種改良されたオールドローズといわれる歴史的にも古くからある品種で、濃厚で甘い芳香が特徴です。クレオパトラが寝室に敷き詰めていたと言われるローズもこの時代の薔薇の栽培を考慮するとダマスクローズであると推測されています。

トルコやブルガリアが産地としては有名ですが、イラが採用しているのはなんとヒマラヤのバラ農家さんのもの。先祖代々ヒマラヤでバラ農家を営むアンカーさんというファミリーによるダマスクローズです。品種や効果効能としてダマスクローズを選んだのももちろんですが、大切なのはその栽培方法です。

先祖代々受け継がれているバラの栽培では、太陽光発電を利用して水を引いたり、牛の糞から作られたバイオ燃料を使って火を焚いたり、蒸留に使われたダマスクローズの花びらはそのまま牛の餌となったり、と全て地球の環境を壊さず、サステナブルな農法で営まれています。

母なる地球に畏敬の念を持ち、自然と共存して、自然のエネルギーに満ちたバラからの恩恵をいただく。アンカーさん達の生き方や農法に感銘を受け、その貴重なダマスクローズのエッセンシャルオイルを製品に使わせていただく、これがイラの始まりと言っても過言ではありません。

神が宿る山と言われるヒマラヤで、夜明けと共に摘まれる薔薇たち

ヒマラヤ山脈といえば、世界最大のチベット高原などを有する最高峰の山脈群。緑豊かな高原から寒々としたツンドラ地帯などの幅広い自然を有しています。
元々は海底だった場所が隆起して生まれた山なので、海洋生物の化石が見つかったりもするのだとか。ミネラル豊富な肥沃な大地であることが想像できます。

イラでは世界各国のホテルスパなどへトリートメントや製品のトレーニングを行うインターナショナル・トレーナーの方がいらして、その中にヒマラヤ出身のトレーナーさんがいたのですが、人智を超えた場所だとおっしゃっていました。天候も下界とは全然違っていたり、宗教的な理由がなくても神と言われる存在を感じるような場所だとおっしゃっていたのが印象に残っています。

標高が高く人里離れているので、空気や水が綺麗で自然環境が豊かであり、その土地固有の高い波動（バイブレーション）のエネルギーを感じるのだとか。
植物、ミネラル、ありとあらゆる生命がもつバイブレーションエネルギーというのもイラにとっては重要視しているポイントの1つなので、ヒマラヤ生まれのダマスクローズやヒマラヤンソルトなどを製品に使用していることに納得します。この辺りのお話は、ゆくゆくしたいと思います。

そんな高いエネルギーを持つヒマラヤ山脈で大切に育てられたダマスクローズは、夜明けの瞬間に家族総出で手で摘まれます。アンカーさん家族は、夜明けの瞬間、1日が始まる瞬間のエネルギーが1番ピュアでフレッシュで神聖な力をたたえていると信じており、その太陽の光をたっぷりと浴びたダマスクローズのネクター（甘露）に最も自然本来のエネルギーが豊かに含まれていると信じています。

朝1番のピュアな太陽のエネルギーを浴びたダマスクローズの花は、その後すぐに蒸留され、貴重なダマスクローズ・オットーのエッセンシャルオイルが生まれます。

人体最大の組織、肌に対応するハートチャクラとローズの関係

イラ創設者デニスさんが作り上げたヒーリング哲学の中でも、ユニークな概念がチャクラの概念です。東洋医学やヨガをリスペクトしているデニスさんらしい考え。目には見えない、身体のエネルギーセンターと言われるチャクラの概念も、学んでみると凄く面白くて腑に落ちるというか、アーユルヴェーダ医学や中国医学など東洋の医学の考え方は、最終的に伝えていることは同じで、理にかなってると感じる時が多々あります。

チャクラのことも、ゆくゆくコラムにしたいと思いますが、本日はざっくりと。
体の下部の方から上の方に向かって、性器、仙骨、みぞおちというように、第1チャクラ、第2チャクラ…とチャクラ（サンスクリット語で車輪）と呼ばれるエネルギーセンターが人間の体には存在していると言われており、1~3のチャクラが肉体に対応するチャクラ、そして真ん中の4番がハートのチャクラ、5~7のチャクラが精神や意識のチャクラと言われています。全てのチャクラがバランス良く動いてエネルギーを循環させているのが良い状態と言われています。

そしてハートのチャクラは肉体と精神を結ぶ重要なチャクラと言われます。

例えば、何かアイデアなどを思いつくときって、頭の上の方でパッと思いついて、上の方でふむふむと考えますよね。頭で考えていることがそういうイメージであるなら、下の方から湧き上がってくるプリミティブな感情のようなもの、お腹すいた、疲れた、眠いとかでもいいのですが生きることに直結しているような肉体エネルギー的なことって下の方から発生するイメージ。

頭で思いついたものやパッと投げかけられたエネルギーがハートを伝わって、濾過され、そこで納得するかしないか、そこから腑に落ちてお腹の方へ移動して、土台になる、そんなイメージでしょうか。

ハートのチャクラが弱まっていると、その上下のエネルギーの循環がうまくいっていないのと同じなので、感情と心と体がバラバラになっているような状態と言えます。
頭ではわかっているけど、心では納得していない。そういうことは人生に起こりますよね。

また、体が疲れ果ててSOSを発信しているのに、頭ではキャッチできていない、結果として強制終了して倒れる、鬱になる。など。この循環がうまくいかずに、ハートチャクラが疲弊することは現代社会では多々あるかと思います。

それぞれのチャクラは、第1チャクラは副腎〜、第2チャクラは精巣・卵巣〜など、体の器官に対応しており、ハートチャクラの対応する器官は「肌＝皮膚」なんです。※心臓などもあり。

肌の不調は様々な要因によるものですが、肌がツヤツヤと健康で美しい状態というのは、つまり心と体のバランスが取れていて、健康的にもとても良い状態である。ということ。
肌の調子が良い＝ハートチャクラが健やかで良い状態。と考えられる、というのがイラ哲学です。そしてハートに滋養を与えると言われるのが、色でいうと緑やピンク、精油でいうと薔薇・ローズなのです。

ローズは女性ホルモンとも関係しているので、第2チャクラにも対応しますが、イラのヒーリング哲学では面白いように全てが繋がってきます。

自分自身を慈しむ、セルフヒーリングタイムで深い安らぎを

当たり前に出来そうで、現代に生きる私たちがなかなか出来ていないことが、自分自身を愛してケアをすることではないかなと、お客さまのお悩みなどを通じて日々感じます。

キャリアを築いて忙しい働く女性たちも、家族や子供のために日々家庭を守る女性たちも、なかなか思うように取れないのが本当に1人で空っぽになって自分のためにゆっくりする時間。
周りのことで忙しくて、自分自身を労って愛でてあげる時間が本当に少ないように思えます。

そんな時にお勧めしたいのが、ハートチャクラに滋養を与えるダマスクローズのエッセンスが入ったアイテムを使ったセルフヒーリングです。

1人になれるバスタイムに、たっぷりのバスオイルを入れたお風呂でゆっくりとしたり、毎日のお手入れの時間に、フェイスオイルの1滴を深呼吸して吸い込んだり。少しの時間でも、自分のハートに栄養を与えて、セルフラブを育んであげる時間を。

結果としてもたらされるのは、心身ともにバランスが取れた、ツヤツヤと輝く肌の笑顔の自分自身です。

“自宅でila＜イラ＞製品を使用する方が、毎日の癒しと充実感を実感し始め、ila＜イラ＞のスパトリートメント受ける方が真の変容を体験することを願っています。世界中で何百万ものポンドが美容と化粧品に費やされていますが、これらの多くは不十分であり、深い栄養が不足していると信じています。ila＜イラ＞では魂の栄養、心の滋養、そして中枢神経系への優しいリラクゼーションーこれらを届けるために本当に努力しています。この種の穏やかなケアの必要性はかつてないほど高まっています。”
愛と祝福を XX
創設者デニス・レスター